「息子がやんちゃすぎて困る…どう育てていったらいいんだろう…」
と悩んでいませんか。私もその内の一人です。
そんな私が、その悩みを解決したくて今回この本を読みました。
結果、
親が子の「生きる力」に目を向け、気楽に寛容に接する。そうすることで、しつけよりも大事な「しあわせを感じる力」が育っていく。
ということがわかりました。
・男の子の育児で悩んでいる人
・やんちゃな子どもの対応に困っている人
・子どもの行動についイライラしちゃう人
こんにちは!レモンです。
私は、「“本”という道具を使って、”心”を耕す」をコンセプトに、
仕事や日常・育児で思い浮かんだ様々な疑問や問い・悩みについて、読書をしながら解決策を探ったり、考えを深めていこうとしている、2児のワーママです。
私の読書のプロセスは、以下のようにしています。
- 「問い」や「悩み」が思い浮かぶ。
- 表紙や目次をよく見て、「答え」が得られそうな本を選ぶ。
- 一旦読む前に、「仮の答え」を予想する。
- 読書する。
- 実際に読書後に得た「答え」を書く。
- 「仮の答え」と「答え」を比べて、新たにどんな視点や気づきが得られたか、を振り返る。
ちなみに、この読書プロセスは以下の本を参考にしています。
なぜこのプロセスで読書をしているか、どんな良いことがあるのか、については
この書籍についての記事もありますので、良ければこちらもご覧ください。
では、いってみましょう!
問い:「やんちゃな息子(5歳)とどう向き合えばいいのか。」
・保育園で、他のお友達に嚙んだり叩いたりを繰り返していた。
・家でも、言うこと聞かず暴れまわり、何でも「イヤ!」という。(まだイヤイヤ期か…)
・親も疲れるし、本人も自分の感情をどう扱っていいかわからない様子。
これから読む本:「男の子 育てにくい子ほどよく伸びる」
著者:おおたとしまさ
発行所:株式会社主婦の友社
発行日:2012年9月30日
・タイトルが「育てにくい男の子」にフォーカスしていたから。
・表紙のイラストもやんちゃそうな子だったので、うちの子に当てはまりそうな感じがした。笑
・Kindle Unlimitedで読めるから。
仮の答え:「やんちゃな子は見方を変えれば、素晴らしい人間になる可能性を秘めている。良い所を見つけて伸ばしてあげよう。」
今回の読書前の「仮の答え」は、
「やんちゃな子は見方を変えれば、素晴らしい人間になる可能性を秘めている。良い所を見つけて伸ばしてあげよう。」
としました。
ほぼ願望ですが。笑
・やんちゃな子の、どういった部分が素敵なの?
・どういう接し方をしたら、お互い気持ちよく過ごせるんだろう?
では、読んでいきましょう!
(以下は、目次を元に、個人的な気づきがあった部分を抜粋してまとめたものなので、ぜひ実際に本を手に取って著者の言葉で感じ取っていただきたいです!)
読書:「男の子 育てにくい子ほどよく伸びる」
気づき1.「困った行動」は「生きる力」であることを知ると、気持ちが楽に。
・子供のやんちゃな「困った行動」は、実は今求められている「生きる力」であることを知った。それだけでかなり気が楽になった。
・具体的に、「困った行動あるある」にそれぞれ解説してくれているので、非常にわかりやすい。
・「生きる力」について知って親自身の気持ちが楽になることで、子どもとの接し方を変わってくる。
気づき2.心に余裕があることで、「言葉」ではなく、「行動」で示すことができる。
・言葉で伝えるより、親が行動で示すことの方が効果的。
・行動で示す際の、親自身の対人関係の考え方、人間の在り方、についても、問いかける。
・そもそも、私自身が対人関係で悩んでいたんだなぁ…と気付かされる。
・行動で示していく余裕を得るためにも、「気づき1」の、「困った行動」の意味を知って心に余裕があることが大事。
気づき3.周りへの配慮は、ある程度スッパリ割り切る。
・個人的に、すごく周りの目を気になって、どう対応していったらいいのか悩んでいたが、必要以上に気にせず割り切っていいんだよと、背中を押される。
・子供同士の関係性と、親同士の関係性は分けて考える。誰が本当に悪いかよりも、スパッと謝って良好な関係を築いていく方がベター。
気づき4.「しつけ」よりも「しあわせを感じる力」の方がよっぽど大事。
“「しつけ」なんて、「自立したたくましい一人の男を育てる」という壮大なプロジェクトにおいては、おまけみたいなものなのです。”
出典:おおたとしまさ「男の子 育てにくいほど伸びる」
”幸運にも「生きる力」の豊かな「わんぱく坊主」や「やんちゃ坊主」を授かった親は、そんなことに気を取られるよりも、ありのままの子供の姿を受け入れ、「世界一の子どもに恵まれた」と思い、心からしあわせを感じていればいいのです。そうしていれば、子どもにも「しあわせ力」が伝染します。そうやって大事にされた子どもは、自信を身につけ、どんどんしあわせを感じやすい体質に育っていくでしょう。」
出典:おおたとしまさ「男の子 育てにくいほど伸びる」
・いわゆる、「自己肯定感」を育んでいくことになるんだろうな。
・しつけに気を捉われすぎず、親自身が寛容になってもいいんだな。そうだな、少しピリピリしすぎていたかもな…
・そのためにも、子供の困った行動の答え合わせができるこの書籍、めちゃくちゃ有意義だな!おかわりしたい!笑
【まとめ】親が子の「生きる力」に目を向け、気楽に寛容に接する。そうすることで、しつけよりも大事な「しあわせを感じる力」が育っていく。
改めて、
問い:「やんちゃな息子とどう向き合えばいいのか。」
に対して
仮の答え:「やんちゃな子は見方を変えれば、素晴らしい人間になる可能性を秘めている。良い所を見つけて伸ばしてあげよう。」
としていたのですが、
答え:親が子の「生きる力」に目を向け、気楽に寛容に接する。そうすることで、しつけよりも大事な「しあわせを感じる力」が育っていく。
となりました。
このギャップでわかる、今回得られた視点は
- 「困った行動」は「生きる力」であることを知ると、気持ちが楽に。
- 心に余裕があることで、「言葉」ではなく、「行動」で示すことができる。
- 周りへの配慮は、ある程度スッパリ割り切る。
- 「しつけ」よりも「しあわせを感じる力」の方がよっぽど大事。
おまけ1:男の子、子供、だけのことではないかもね。
主に男の子について書かれてますが、もちろん、女の子にも言えることはありますよね。
それどころか、子供だけでなく、親の道徳観についても、考えさせられます。
子どもは親の背中を見て育つという、よくある言葉ですよね。
実際に子育てしてみて、もう実感しまくりですね。
子育てって、自分の人生もおさらいするような、なぞっていくような感覚ありませんか。
人を育てながらも、自分を育てていくことでもあるなぁと、よく聞く言葉ですが、改めて思いました。
おまけ2:マイルドヤンキーのマインドと通じるものがある気がするのですが…
前から思ってたんですが、この絶妙な寛容さって、マイルドヤンキーのファミリーに通ずるものがある気がするんですよね…
彼ら、家族みんな多少他人に迷惑かけても、人情深いというか、「そんくらいいいですよ~」の精神があるからこそな気がしていて。
この窮屈な世の中、マイルドヤンキーこそ、何かこの空気を打破するヒントを持ち合わせているのでは…と密かに考えたりしています。
いや、他人に怒鳴り散らしているところとか見ると、もちろんダメなことはダメなんだけども…(当たり前)
大人に対しても、「言葉」でなく「行動」で示していくことが大事なんですかね…
どなたか、マイルドヤンキー学とか、そういった類の本知りませんか。笑
なんて~。
おしまい。ちゃんちゃん。