書評【ブログライティングの教科書│中島大介】ブログは「量より質」「他の記事との関連性」を意識すべし。

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お小遣い稼ぎにブログを始めたけれど、どう書けばいいんだろう…

と悩んでいませんか。私もその内の一人です。

そんな私が、その悩みを解決したくて今回この本を読みました。

結果、

「量より質」。1つの問いに対してしっかり方向性を定めて1記事を執筆。他の視点からの記事ともリンクさせ記事群を作ることで、様々な背景を持つ読者の悩みに答えれるものにする。

ということがわかりました。

こんな人におすすめ

・ブログを始めたけれど、書き方がわからない人

・ブログを書いていても、中々収益化できないと悩んでいる人

こんにちは!レモンです。

私は、「“本”という道具を使って、”心”を耕すをコンセプトに、

仕事や日常・育児で思い浮かんだ様々な疑問や問い・悩みについて、読書をしながら解決策を探ったり、考えを深めていこうとしている、2児のワーママです。

私の読書のプロセスは、以下のようにしています。

  1. 「問い」「悩み」が思い浮かぶ。
  2.  表紙や目次をよく見て、「答え」が得られそうな本を選ぶ。
  3.  一旦読む前に、「仮の答え」を予想する。
  4.  読書する。
  5.  実際に読書後に得た「答え」を書く。
  6. 「仮の答え」「答え」を比べて、新たにどんな視点気づきが得られたか、を振り返る。

ちなみに、この読書プロセスは以下の本を参考にしています。

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なぜこのプロセスで読書をしているか、どんな良いことがあるのか、については

この書籍についての記事もありますので、良ければこちらもご覧ください。

では、いってみましょう!

目次

問い:「収益化できるブログを書くにはどうしたら良いか。」

問いが浮かんだ状況

・お小遣い稼ぎ・副業のつもりでブログを書き始めたが、こんな書き方でいいのか不安になってくる。

・ブログが全然見られないし、もちろん収益化もしない…(泣)

これから読む本:「ブログライティングの教科書」

著者:中島 大介
発行所:朝日新聞出版
発行日:2022年11月30日

とにかくマニュアル女な私。笑

「教科書」という単語に引かれ、こちらを読んでみることにしました。

仮の答え:「読者目線で最低限の手順を踏めば、センスはなくても誰でも稼げるブログを書けるようになる」

今回の読書前の「仮の答え」は、

読者目線で最低限の手順を踏めば、センスはなくても誰でも稼げるブログを書けるようになる

としました。

教科書と書いてあるくらいなので、この書籍の内容を理解すれば、だれでもできるようになるのかなと予想しました。

・最低限の手順って何?

・ブログを書くために、気を付けておくべきポイントはどこなんだろう?

では、読んでいきましょう!

(以下は、私なりに簡単にまとめたものなので、ぜひ実際に本を手に取って著者の言葉で感じ取っていただきたいです!)

読書:「ブログライティングの教科書」

気づき1.誰もがわかる事実ではなくて、次の行動に移せるような具体的な情報を意識すべし。

・この記事を読まなくてもわかるような、当たり前の事実を述べたとて、「そりゃそうでしょ。」となってしまう。

・読む人は、正論を知りたいのではなく「知らなかった役立つ情報」が聞きたい。

・実際に自分の記事を振り返ると、思い当たる節がある…根拠を固める、ではなく、今一度客観視して自分のブログを読むべき。

気づき2.まずはSEOキーワード決める。その後、構成→タイトル→リード文→本文。

・趣味で書くなら行き当たりばったりでいいけれど、「ブログで稼ぐ」ということを考えると、まずどんなSEOキーワード(読者が検索の際に使用した単語やワード)に関する記事を書くか、方針を決める。

・SEOキーワードを意識しながら、リード文やタイトルを書いていくので、本当に大事な部分!

・ブログ執筆に行き着くまで、このキーワードの競合調査や、全体の構成、タイトル、リード文と順に降りて行って、最後に本文を書く。

・この手順は、他のブログライティング系のブログでもよく見かけるし、定型と思われる。

気づき3.量より質!

・色んなネットの記事を見ると、ひとまず100記事書こうとあるし、私もひとまず今年中に100記事書いてやる!と思っていたが、この章を読んで思い直した・・・。

・ブログ過渡期の今、適当に書いたブログで読者を楽しませてあげれるはずはない…。みんなクオリティの高いブログを書いたいる中で、戦っていく必要があることを確認。

気づき4.他とは違う強みを意識した方が良い。

・確かに、自分が何か購入するとき、同じような商品をネット上でいくつか見て、比較して購入しているような・・・。

・ただただ商品の特徴を述べられるよりも、「他とはここが違う!」が自分の要望にフィットしてたら、それはもう買い!となる。

・そう思うと、1つの商品を1記事よりも、いくつかの商品を比較検討した記事や、ある商品を紹介した1記事をいくつかリンク付けした記事を書いた方が、親切ではないか。

気づき5.1つの記事だけで、終わらせない。

・気づき3と繋がるところもあるが、一つの記事だけで読者は納得しない。私も、何か検討しているときは、色んな記事を読んで検討している!

・たくさんの内容を1記事に詰め込むよりは、「詳細はこちらの記事で」とリンクをつけておいた方が、スッキリしてわかりよい。

・ある分野で起こりうる細かな悩みに対して一続き記事を書き、一つの悩みに対して様々な角度からアプローチできる記事群(コロニー)を形成するようなイメージかな!

【まとめ】「量より質」。1つの問いに対してしっかり方向性を定めて1記事を執筆。他の視点からの記事ともリンクさせ記事群を作ることで、様々な背景を持つ読者の悩みに答えれるものにする。

改めて、

問い:「収益化できるブログを書くにはどうしたら良いか。

に対して

仮の答え:「読者目線で最低限の手順を踏めば、センスはなくても誰でも稼げるブログを書けるようになる

としていたのですが、

答え:「量より質」。1つの問いに対してしっかり方向性を定めて1記事を執筆。他の視点からの記事ともリンクさせ記事群を作ることで、様々な背景を持つ読者の悩みに答えれるものにする。

と、より具体的になりました。

このギャップでわかる、今回私が得られた視点

  • 誰もがわかる事実ではなくて、次の行動に移せるような具体的な情報を意識すべし。
  • まずはSEOキーワード決める。その後、構成→タイトル→リード文→本文。
  • 量より質!
  • 他とは違う強みを意識した方が良い。
  • 1つの記事だけで、終わらせない。

おまけ:思考を深めるために人目にさらす、という考え方。

逆に、ブログで稼ぐということに固執しなければ、SEOキーワードなんか気にせず好きに書いてもいい、ということになりますよね。

本っ当に一番最初のブログを始めたきっかけは小遣い稼ぎだったけれど、

読書を進めていくうちに、頭の中の自分の考えの整理の一環としてのアウトプット=ブログという位置づけが主になってきていて、じゃあもういいかなぁと思ったりもします。

一方で、自分の思考を深めていくためには、人の目に触れて、コメントもらったり意見をもらうことで、その思考や考えが面白い方向に転じていくこともあるのかな、とも思うのです。

なので、改めて読書ブログの目的=心を耕すという意味で、人目に触れていく必要なんだろうなぁという理由の方がしっくり来ている。

そういった意味で、SEO的なブログの書き方を知っておく必要はある、というのが今のところの考え。

また、今まで自分自身困ったときに、ネットで検索して偶然出てきたブログに心救われた、みたいな体験もあるので、ギブアンドテイクみたいなものだと捉えるのも、何だか気持ちがいい気がします。

おしまい。ちゃんちゃん。

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この記事を書いた人

2児ワ―ママ。
興味ある分野は、庭、植物、建築、子育て、教育、自己啓発、人間関係、ゼロウェイストやエシカルな生活、英語、音楽、映画、などなど。時間の合間にこれらに関する書籍を読む。

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