書評【仮説思考】「仮説思考」で、物事を効率的に効果的に進めていく。

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この仕事、どこから手を付けたらいいの(泣)(仕事中)

と悩んでいて、その答えが知りたくて読みました。

結果、

最初に意地でも自力で全体のストーリー=仮説を立てる。足りない情報を補いながら仮説を検証。それを繰り返していくことで、問題発見・問題解決を効率的かつ効果的に進めていくことができる。

ということがわかりました。

こんな人におすすめ

・プロジェクトの進め方に悩んでいる人

・仕事を効率的に進めていきたい人

・問題発見・問題解決について知りたい人

・仕事の質を高めていきたい人

・上司や後輩とうまく仕事を進めていきたい人

・ある道を極めたいと思っている人

こんにちは!レモンです。

私は、「“本”という道具を使って、”心”を耕すをコンセプトに、

仕事や日常・育児で思い浮かんだ様々な疑問や問い・悩みについて、読書をしながら解決策を探ったり、考えを深めていこうとしている、2児のワーママです。

私の読書のプロセスは、以下のようにしています。

  1. 「問い」「悩み」が思い浮かぶ。
  2.  表紙や目次をよく見て、「答え」が得られそうな本を選ぶ。
  3.  一旦読む前に、「仮の答え」を予想する。
  4.  読書する。
  5.  実際に読書後に得た「答え」を書く。
  6. 「仮の答え」「答え」を比べて、新たにどんな視点気づきが得られたか、を振り返る。

ちなみに、この読書プロセスは以下の本を参考にしています。

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なぜこのプロセスで読書をしているか、どんな良いことがあるのか、については

この書籍についての記事もありますので、良ければこちらもご覧ください。

では、いってみましょう!

目次

問い:「この問題、そもそも何が問題かわからんし、どこから手を付けたらいいの(泣)(仕事中)」

問いが浮かんだ状況

・ある大きな業務で、そもそも方向性から検討(問題発見)をしなければならず、どこから手を付けたらいいのか途方に暮れていた。

・元々問題発見・問題解決に苦手意識があったので、勉強してみたかった。

これから読む本:「仮説思考 BCG流問題発見・解決の発想法」

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著者:内田和成
発行社:東洋経済新報社
発行日:2006年3月31日

仮の答え:「まず仮説的に物事を考えていけば、問題を発見・解決しやすくなって、効率がいい。」

今回の読書前の「仮の答え」は、

仮説的に物事を考えていけば、問題を発見・解決しやすくなって、効率がいい。」

としました。

全然、具体的ではない…苦笑

そもそも、仮説的に物事を考える、ってどういうことなんだろう??

どんな良いことがあるの??

では、読んでいきましょう!

(以下は、私なりに簡単にまとめたものなので、ぜひ実際に本を手に取って著者の言葉で感じ取っていただきたいです!)

読書:「仮説思考 BCG流問題発見・解決の発想法」

気づき1.「網羅思考」だと、うまくいかない

・まず情報収集→結論

とやりがちだが、そうではない!ということ。

・仮説(仮の結論)→情報収集→結論

が、ビジネスマンの基本の考え方なんだ!と著書は言います。

そして、これはビジネスマンに限らず、様々な人間活動で言えることではないかなと。

気づき2.最初に仮説を立てると、今後必要な情報の見当がつく

網羅的に情報を収集していくのではなく、ある程度道筋を立て、必要な情報を整理してから当たった方が、無駄がないですよね。

気づき3.立てた仮説を繰り返し検証し、精度を上げていく

ここでポイントなのは、一度立てた仮説を、「検証」しながらブラッシュアップさせていくということ。

ここを面倒くさがっては何も進まない!

いかにスピーディーに、パワフルにやっていくかが大事でしょう。

気づき4.最初に仮説を立てるときは、勇気をもって思い切って!

仮説を立てるときは、あまりにも情報が少なすぎて思いつかない場合もあるかもしれないけれど、

ともかく、今自分が持ち合わせている知識や経験を総動員して、全体像を作る!

たとえ見当違いなものだったとしても、「検証」という大事なプロセスさえこなしていけば

それは自分の「知恵」へと昇華させることができる、という気付きを得ました。

【まとめ】最初に意地でも自力で全体のストーリー=仮説を立てる。足りない情報を補いながら仮説を検証。それを繰り返していくことで、問題発見・問題解決を効率的かつ効果的に進めていくことができる。

改めて、

問い:「この問題、そもそも何が問題かわからんしどこから手を付けたらいいの(泣)(仕事中)

に対して

仮の答え:「まず仮説的に物事を考えていけば、問題を発見・解決しやすくなって、効率がいい。」

としていたのですが、

答え最初に意地でも自力で全体のストーリー=仮説を立てる。足りない情報を補いながら仮説を検証。それを繰り返していくことで、問題発見・問題解決を効率的かつ効果的に進めていくことができる。

となりました。

このギャップでわかる、今回私が得られた視点

  • 「網羅思考」だと、うまくいかない
  • 最初に仮説を立てると、今後必要な情報の見当がつく
  • 立てた仮説を繰り返し検証し、精度を上げていく
  • 最初に仮説を立てるときは、勇気をもって思い切って!

おまけ:逆に、「網羅思考」が必要な時もある?

では逆に、「網羅思考」が必要な場面もあるのかな?

無駄がないやり方が「仮説思考」ならば、無駄のある「網羅思考」で見えてくることってあるのかな。

「網羅思考」によってできる上がるもの、いわば、どこに向かっていくかわからない道筋の中、とにかく集めた知識や情報(環境?)で出来上がったもの、にも、私は興味があります。

それは、もしかしたらビジネスの中では生まれてこない、生活的な、芸術的な、ちょっとよくわからないものかもしれません。

どんなものだと思いますか?

そう考えると、それはそれで、何だかワクワクしますね。

なんて~。

おしまい。ちゃんちゃん。

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この記事を書いた人

2児ワ―ママ。
興味ある分野は、庭、植物、建築、子育て、教育、自己啓発、人間関係、ゼロウェイストやエシカルな生活、英語、音楽、映画、などなど。時間の合間にこれらに関する書籍を読む。

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